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表紙イメージのお話し
ベニモンオオキチョウ 1998.9.25〜12.5
ベニモンオオキチョウ

『蝶切手の魅力』から第7弾。トリニダード・トバゴから1972年に発行された6種の蝶切手の中のベニモンオオキチョウを描いた切手です。このシリーズは、印刷やデザインのどれをとっても素晴らしい出来映えです。とくにこのベニモンオオキチョウを描いた切手は可憐で愛らしい仕上がりになっており、お気に入りの切手の一つです。ベニモンオオキチョウは、プラジル南部から中央アメリカ、フロリダ南部まで広く分布する大型のシロチョウ科の蝶で、名前の通り雄の前翅には幅広いオレンジ色の帯があります。公園や庭園でよく見かける蝶だそうです。
エゾシロチョウ 1998.7.20〜9.24
エゾシロチョウ

『蝶切手の魅力』から第6弾。ルーマニアから1956年に発行された4種の昆虫切手の中のエゾシロチョウを描いた1種です。紫の背景に力強く描かれた翅脈が引き立ち、風格のある仕上がりになっています。エゾシロチョウはかつて、ヨーロッパやアジアの温帯地域の果樹園や生け垣でごく普通に見られたシロチョウですが、なぜか数が減少してしまいました。日本でも北海道に分布します。幼虫はバラ科の樹木を広範囲に食べ、絹糸でかけた巣の中で集団で越冬します。
キアゲハ 1998.7.4〜7.19
キアゲハ

『蝶切手の魅力』から第5弾。キアゲハは日本でもお馴染みのアゲハチョウ科の大型の蝶です。残念ながら日本からはキアゲハの蝶切手はまだ発行されていません。ユーラシア大陸からアフリカの北部、さらに北アメリカにも棲息しているキアゲハは、当然のことながら数多くの国の切手に登場しています。とくにヨーロッパでは大型の蝶が少ないことや広く一般に分布していることから、多くの国の切手に登場しています。
ヨーロッパアカタテハ 1998.6.8〜7.3
ヨーロッパアカタテハ

『蝶切手の魅力』から第5弾。英名を Red Admiral (赤い提督) というヨーロッパアカタテハを描いたレバノンの切手です。黒色の前翅を赤色の帯が横切り、翅の先端の白い斑点とともに力強い鮮やかな印象を与えています。日本に生息するアカタテハの近縁種ですが、ヨーロッパアカタテハの方がきりりとした感じがします。切手にもヨーロッパを中心に数多くの国で採り上げられています。記念すべきスイスの児童福祉切手の最初の蝶切手もヨーロッパアカタテハでした。
クモマツマキチョウ 1998.5.5〜6.7
クモマツマキチョウ

『蝶切手の魅力』から第4弾。クモマツマキチョウは、ヨーロッパからアジアの温帯域、そして日本の山岳地帯にかけて生息しています。ヨーロッパではごく普通の種類で一般にも馴染みのある蝶ですが、日本では平地には見られず中部地方の高山にのみ分布しており、とくに新潟県姫川流域のクモマツマキチョウは、県の天然記念物に指定されています。
キジマドクチョウ 1998.3.29〜5.4
キジマドクチョウ

『蝶切手の魅力』から第3弾。英名をゼブラというキジマドクチョウを描いたケイマン諸島の切手です。鮮やかな黄色と黒色の帯がきわだって美しく、中南米諸国の切手に頻繁に採り上げられています。キジマドクチョウを描いた切手を集めたページも用意しました。ケイマン諸島の蝶切手はデザイン色使いがとても素晴らしく、私のお気に入りの切手です。
世界で最も美しい蛾 1998.3.1〜3.28
世界で最も美しい蛾

『蝶切手の魅力』から第2弾。世界で最も華麗で美しいと言われているニシキオオツバメガを描いた切手です。マダガスカルから1960年5月25日に発行されました。マダガスカルに固有の蛾で驚くほどアゲハチョウによく似ています。とくに後翅の虹色に飾られた突起は美しく、ビクトリア朝時代にはこの羽根をアクセサリーに使いました。
世界最初の蝶切手 1998.2.11〜2.28
世界最初の蝶切手

『蝶切手の魅力』でお馴染みの世界最初の蝶切手を少し拡大サイズで登場させてみました。英領サラワク(1963年以降はマレーシア)から1950年1月3日に発行された世界最初の純蝶切手です。詳しくは本編をどうぞ。今後しばらく蝶切手シリーズで表紙を飾ろうかと考えています。ちょっと手抜き?
寅の親子の土鈴 1998.1.25〜2.10
寅の親子の土鈴

毎年恒例の干支の置物です。今年は金沢の尾山神社に初詣に行ったときの寅の親子の土鈴です。子供の寅がとても可愛いので迷わず決めました。ちょっと濃いめのオレンジ色もモダンです。
メスグロトラフアゲハ 1998.1.1〜1.24
Tiger Swallowtail

虎年を記念して、虎の名前にちなんだ蝶の切手です。トラフ(虎斑)と言う名前が付いた蝶は、トラフキアゲハ、トラフマダラ、トラフシジミ、トラフタテハなど結構います。蝶切手にも数多く採り上げられていますが、虎の体の模様にかなり近いこの切手を1枚選びました。1998年の年賀状のテーマにもしています。
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