Las Vegas

Neon Sign of Circus Circus


カジノで有名なラスベガスには米国滞在中に1回だけしか行きませんでした。それもカジノでは一晩だけ、それもショーの合間にほんのちょっと遊んだだけです。家族連れだったこともありますが、あまりの熱気に圧倒されて足がすくんだと言うのが本当のところでしょう。

数多いカジノの中でも、上の写真の「サーカス・サーカス」は無料でサーカスを見ることができるので、家族連れには人気のあるところです。入口のネオンサインもピエロの楽しい雰囲気のものです。看板に "Free Circus Acts"と書いてあります。

Freeway #15 to Las Vegas

ロサンゼルスからラスベガスまで約290マイル(約460km)あります。ラスベガスはご存じの通りユタ州の砂漠の真ん中に作られた人工都市です。フリーウェイ15号線をひたすら北上しますが、途中の景色は荒涼とした砂漠地帯で、ジョシュアトリーや塩が地表に吹き出した光景が続きます。

Las Vegas HiltonEntrance of Circus Circus

ラスベガスで驚かされることはホテル代の安さです。ヒルトンのような一流ホテルでも、当時(1985年)30〜40ドルで宿泊できたように記憶しています(もっと安かったかもしれません)。ビュッフェスタイルの朝食・夕食が付いてです(朝食も夕食も区別がなかったような気もしますが)。ホテルの部屋も食事も素晴らしく、カジノにお金を絶対に落とさないと言う意志の強い人にとっては、絶好のウィークエンドを楽しむことができます。そういえばロスから週末1泊のバスツアーが10ドルくらいでありました。もちろんホテルと食事付きです。

Town View from Las Vegas Hilton

カジノに一旦入ってしまうと、もう昼も夜も分からなくなります。とにかく24時間カジノ漬けになっている人もいる異様な世界です。どこかのアラブの富豪が10本の指全部に大きな宝石の付いた指輪をしていたり、ハリウッドスターのような派手派手の衣装の紳士淑女が一喜一憂と言うように。

ところが、ホテルの部屋から眺めるラスベガスは平和そのもの。というか、砂漠の真ん中にポツンと開発された人工都市の虚しさが漂っていました。左上の写真に見える山地は名前は忘れましたが、ラスベガス空港に着陸する航空機のパイロットにとってやっかいな障害物となっているもので、航空機事故も発生しています。

ラスベガスに2泊しましたが、中1日はザイオン国立公園に行き、最終日にはデスバレーに向かいました。

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