julian and Anza-Borrego
カリフォルニア州の南端、サンディエゴの東北東に Anza-Borrego 砂漠が広がっています。その入り口にジュリアン(Julian)という小さな田舎町があります。秋の1日、リンゴ祭りがあると聞いて出かけて行きました。オレンジ畑の中を通り抜け、たどり着いたのは本当に小さな小さな町でした。しかし、町中総出のお祭り気分で馬車に乗せてもらったりバザー巡りをしたりと、とてもなごやかな気分になりました。手作りのクリスマスリースや大きな松ぼっくりのおみやげは今も大事にしています。

Root 78 to JulianJulian Hotel
Root 78Julian Hotel
Horse-drawn carriageHorse-drawn carriage
一頭立ての馬車二頭立ての馬車

ジュリアンから東へ向かうと荒涼とした Anza-Borrego 砂漠(州立公園)が広がっています。砂漠と言っても砂の砂漠ではなく、ブッシュやサボテンなどが生育している荒野のことです。アリゾナの砂漠とはちょっとちがった雰囲気で、比較的小型のいろいろなサボテンが生えている他は、白っぽい地層の丘陵が延々と続く寒々としたところでした。ここからさらに東へ向かうと、Salton Sea というかなり大きな湖にたどり着きます。この湖の湖面は海面の高さよりも低く(海面下約70m)、しかもほとんど波がなく不気味なくらいに静まり返っていました。湖上を一羽の鳥が湖面にその姿を映しながら飛び去っていったのが印象的でした。

Anza-Borrego Desert
DesertDesert
ChollaSalton Sea
Cholla というサボテンの一種 Salton Sea

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