庭にやって来た野鳥たち(一覧)

ムクドリ シジュウカラ ジョウビタキ  メジロ  スズメ
ヒヨドリ キジバト ツグミ  ツバメ 


ムクドリ
ムクドリはヒヨドリやツグミと同じくらいの大きさの鳥で、嘴と脚のオレンジ色が鮮やかでよく目立ちます。空き地などで土の中にいる虫をつついているのをよく見かけますが、冬のある日に我が家の枯れ芝の庭につがいでやって来ました。顔に白い模様がありますが、若いうちは小さく年齢とともに大きくなっていくそうです。ムクドリというのはむくむくした体から名付けられたわけではなく、漢字で椋鳥と書くように、椋の木の実に群がるところから名付けられたものです。
ムクドリ


シジュウカラ シジュウカラ
シジュウカラはスズメと同じくらいの大きさで庭の近くでよく目にします。なかなか撮影のチャンスがありませんでしたが、ようやくバードテーブルにのったところを一瞬でしたが捉えることができました(1997.2.24)。殻付きのピーナッツやひまわりの種などを食べるのですが、結構警戒心が強くバードテーブルにじっくりのっていることはまずありません。キジバトとは好対照です。2年前には歩道のヤマボウシの木に巣作りをしていました。


ジョウビタキ♀
バードテーブルにのったのを目撃したのはこの一度だけです。木の実が好物で、この時もグミの赤い実をテーブルに置いたところ、すぐにやってきて一粒くわえて飛び去りました。木の実の他、土中の虫も好物で庭には時々来ます。地面を歩き回ったり、庭にある椅子の上にとまったりとなかなか愛嬌があります。これは雌ですが雄は雌よりも派手な色をしています。撮影できていませんが雄も一度庭に来たのを目撃しました。
ジョウビタキ♀


メジロ メジロ
一年目からテーブルに来ました。もっぱら砂糖水を飲みに来ます。パンくずのような柔らかいものはよろこんで食べますが、穀類はあまり好みではないようです。体が小さく敏捷で数羽で庭の山茶花の花の蜜を吸いに来ますが、テーブルには何故か一羽しかのりません。 スズメやヒヨドリに追っ払われても、茂みの中から様子をうかがい隙を見てテーブルに来ます。10分以上テーブルで休んでいることもあります。


スズメ
非常に警戒心が強く、庭にバードテーブルを作った当初は、なかなかテーブルには来ませんでした。二年目に初めてテーブルに来てからは常連となりました。穀類が好物ですがなんでも食べます。二羽、時には三羽が同時にテーブルにのることもあります。ヒヨドリには負けますがメジロは追っ払います。詳しくは「Tree Sparrow(スズメ詳細編)」を見てください。
スズメ


ヒヨドリ ヒヨドリ
バードテーブルに一番最初に来た記念すべき鳥です。庭に来る鳥の中ではキジバトに次いで体が大きくメジロやスズメを追っ払います。色は地味なのですがよく見ると胸から腹にかけての模様はなかなかきれいです。ただ鳴き声はキィーキィーとうるさく耳障りです。穀類はほとんど食べずパンくずやクラッカーを食べに来ます。また砂糖水が大好きでメジロと競合しています。詳しくは「Brown-Eared Bulbul(ヒヨドリ詳細編)」を見てください。

この写真は2000年に引っ越した新しい家のウッドテラスの手すりに置いた林檎を食べに来たところです。


キジバト
最近よく来るようになりました。最初は地面にこぼれ落ちた餌を突っつきまわっていましたが、ようやく3月3日ひな祭りの日にバードテーブルに初めて乗ったところを撮影できました。その後はすっかり慣れてしまったようで、テーブルにのってじっくり餌を平らげるようになってしまいました。まわりでスズメやヒヨドリが飛び回ってテーブルに乗ろうとしても、まったく動じることなしで、なかなか風格があるというか飄々としています。ずんぐりしているようですが意外にスマートで羽の模様と首の両側の青と白の細かい模様がとてもきれいです。詳しくは「Rufous Turtle Dove(キジバト詳細編)」を見てください。
キジバト


ツグミ ツグミ
庭のモッコクの木に来ました。ヒヨドリと同じくらいの大きさです。隣家のピラカンサの実が大好きです(ピラカンサの実はヒヨドリも大好物です)。バードテーブルに乗ったのを裕也が目撃していますが撮影はまだです。土の上を歩き回って虫を探している時もあります。目のまわりや胸から腹にかけての斑点模様がなかなか綺麗です。ヒヨドリは枝に垂直に近い角度でとまりますが、ツグミは45度の角度でとまるので遠くからでも区別できます。


ツバメ
バードテーブルに来る野鳥ではありませんが、1994年に我が家の玄関に若いツバメの夫婦が巣作りし五羽の雛を育てました。詳しくは「ツバメの子育て記録」をご覧ください。
ツバメの雛たち


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